October 27, 2005

100年に1回!規模の展覧会「北斎展」開催されます!

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北斎展江戸時代後期に活躍した浮世絵師葛飾北斎。彼の作品は早くからヨーロッパに渡り、モネ(以前ジヴェルニーのモネの生家を訪れたときも、モネの部屋には沢山の北斎の絵がかけらえれていました)、ドガ、ルノアール、ゴッホを代表する西洋の画家達に多大な影響を与えました。

日本のみならず、海外でも人気の高い北斎の展覧会「北斎展」
が12月4日まで東京国立博物館で開催されます。

「冨嶽三十六景」の風景画と、印象派の画家達に影響を与えた「北斎漫画」で有名な葛飾北斎ですが、一般に知られている彼の評価は、90年にわたる彼の活動の一部にすぎません。

今回の展覧会の見所のひとつは、北斎の20歳から90歳までの70年の長きにわたる国内外から厳選した作品が6つの時期に分けて展示されることです。

江戸末期から世界中に散った日本が誇る葛飾北斎の作品(全出品作数は約500点!この規模の北斎展は1901年のウィーンで開催された展覧会以来だそうです)が東京に集結します。

100年に1回といわれているこの展覧会、ご興味がある方是非どうぞ!


(以下東京国立博物館のサイト
から)

葛飾北斎は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師です。日本で「北斎」と言えば、遠くに見える富士山の手前で砕け落ちる荒波を描いた「神奈川沖浪裏」や、「凱風快晴」などに代表される『冨嶽三十六景』の風景版画が有名ですが、それは70年もの画業において多彩な作品を生み出し続けた北斎の仕事のほんの一部にすぎません。

北斎が世界中の人々に愛される理由、そのひとつは、流派や伝統にとらわれない自由な筆で、把握しがたいほど多彩な作品を描き続けたことにあります。

花鳥画、美人画はもちろん、幽霊や古典物語、果ては気象の変化の様子まで、北斎はこの世のありとあらゆるものを自在に描き、20歳の画壇デビューから90歳で没するその直前まで、あらゆる表現技法に挑戦し続けました。

大英博物館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館など、第1級の国内外美術館や個人の協力により、今回出品されるのは約500点。その作品の多様さは目をみはるものがあり、今まで私たちが目にしていた作品は、溢れる才能が残した偉業の片鱗にすぎないのだと思い知らされます。

本展覧会では、長きに渡る北斎の画業を6つの時代に分けて展示し、その衰えることのない創造の軌跡を辿るものです。今回集められた北斎作品の多様さ、作品数のみならず、版画の刷りの質に拘った展示はこれまでに例がなく、今後も不可能だと言われる規模のものです。

ぜひこの機会に日本が生んだ偉大なるアーティスト・「画狂人」北斎の世界をご覧ください

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