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東京駅八重洲口の正面に、カフェ、バー、ウェディングチャペルを併設した自然派イタリアン「カノビアーノ東京」が7月15日にオープンしました。名前の通り“カノビアーノ”ブランドの新店です。
コンセプトは、バター、生クリーム、ニンニク、唐辛子を極力使わないヘルシーなイタリアン。ワインは有機農法で栽培されたぶどうを使ったビオワイン(オーガニックワイン)が揃い、紅茶はダージリンを中心に有機栽培の葉を使用、ハーブティはフレッシュハーブだけを使った香り豊かなもの。
水も自然のミネラルが溶け込んだナチュラルミネラルウォーターのみと、自然派にとことんこだわった、贅沢で体にも優しいリストランテです。
築80余年の石造りの建物の一部を改装した店舗は(昔は銀行だったそうです)、一歩足を踏み入れると、濃いブラウンを基調とした、高い天井と広々とした贅沢な空間が広がります。シャンデリアが印象的なクラシックモダンな雰囲気です。
1階のカフェは朝7時からオープン、地下にあるバーは朝6時まで営業しているので、23時間営業です。ワインの品揃えは600種類以上あるとか。
コースは6500円、8000円、1万円(アンチエイジングメニュー)とおまかせ(1万円、要予約)。もちろんアラカルトもあります。今回は2人で行きましたので、アンチエイジングのコースと8000円のコースを注文しました。懐石イタリアンという感じで、プチ前菜、前菜(2種類)、パスタ、メイン(魚と肉の2種類)、チーズorフルーツスープ、デザートと、少量ずつ色々なお料理を楽しめます。ちなみに私達は、コースだけでは足りなかったので、改めてパスタのノーマルポーション(コースのパスタはスモールポーションです)をオーダーしてしまいました(笑)。
どれも美味しかったのですが、特に印象に残ったのは、鮑の冷製カッペリーニ芽ネギ添え(でも量が少ない!3口です)、ニョッキのラビオリきじのラグーソース(大きめの2つのスプーンに入れられて、一口で食べられるようになっているプレゼンテーションが可愛らしかった)、熊本産馬肉フィレのローストフレッシュポルチーニ茸のソテー(馬肉のソテーは初めてでしたが、牛肉みたいで、違和感なく美味しく頂けました)。
デザートの前にイタリア産特選チーズか季節のフルーツのスープを選べます。タイムで作った寒天にパイナップルソースがかかっているスープは、爽やかな味で美味しかったです。デザートのチョコレートスォルマートマロンのスープも、甘すぎないところが私の好みに合っていました。
あと、このお店について書く際には、やはりビオワイン(オーガニックワイン)についても触れない訳にはいきません。ビオワインは有機農法で栽培されたぶどうを使っているだけでなく、亜硫酸塩(酸化防止剤)を全く使っていないというところが特徴のワインです。ちなみに、詳しく解明されてはいないそうですが、亜硫酸塩は二日酔いや頭痛の原因のひとつでもあるそうです。
今回頂いたワインは、Chateau Falfa シャトー ファルファです。
Chateau Falfa シャトー ファルファは、ビオの先駆けワイナリーとしても有名で高品質、低収穫量、樽はルロワやロマネ・コンティと同じものを使用するなど、良いワインを造るため惜しみなく労力をかけており、近年評価がうなぎ登りだそうです。味は酸味を主体とするのですが、程良いコクと滑らかさが特徴のワインでした。
サービスは感じが良く、かつうまくお客との距離感を保った、気の利いたものでした。流れている音楽もCafe Del Mar1980-2005: 25th Anniversaryで天井が高く、シックで開放的な店内にぴったりでした。Cafe Del Marは、Best of Cafe Del Marもいいですよ。
レストランを出て、通常イタリアンを頂いた後に比べて、酔いや満腹感が軽いことに気付いてびっくり(なんだかんだ言って結構しっかり頂いたので)。
一緒に行った方はワインを2本(!)飲まれていましたが、翌朝通常あるはずの二日酔いが殆どなかったと驚いていました。お料理とワインの体への優しさが実感できて、レストランを出てからこのお店に対する評価が一段階上がりました。
ちょっと気が早いかもしれませんが、このお店はクリスマスディナーにお薦めです!
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